ロシア国立交響楽団 ジャパンツアー2011

もう2週間以上経ってしまったのですが、備忘録も兼ねて感想を。

(執筆は2011/6/13です。)  
久々にオーケストラに行ってきました。 
今年初!ですね。 
  
今回はロシア国立交響楽団です。 
  
TBS主催だったこともあり、テレビで宣伝もされていました。 
大々的に宣伝していたのは、西本智実さん指揮ということでした。 
さすが今人気の指揮者さんです。 
  
ただ私は、西本さんの指揮を以前観に行ったことがあったので、 
今回はもう一人の方、マルク・ゴレンシュタインさんの指揮のほうにいきました。 
まだまだオケ視聴は未熟なので、たくさんの人のを聴いてみたいのがキッカケです。 
  さぁ久々のサントリーホール。雨だったのが残念でしたが、中々の盛況。 
今回はチケット購入が遅かったので、2階席左中間ってところ。 
ここは音がとてもキレイに聴こえるので人気の席だとは思うのですが、 
私は大きい音でガンガン聴きたい(クラシックにあるまじき…)派なので、少し残念。 
  
  
さて、今回の曲目です。 
  
  
グラズノフ:バレエ音楽『ライモンダ』から3つの小品 
ショスタコーヴィチ:チェロ協奏曲第1番(試聴→Youtube) 
ラフマニノフ:交響曲第2番(試聴→Youtube) 
  
  
正直、ラフマニノフの2番しか知らなかったです…。 
他2曲は、メジャーではないと思います。 
  
  
ライモンダは良い試聴がなかったので、お聴かせできないのが残念ですが、 
バレエ音楽で軽いテンポの曲だったのですんなり入ってきます。 
  
  
チェロ協奏曲は、人生で初めて聴きました。 
CDでもTVでもいろんな媒体でも聴いたことがなかったですね。 
ソロはアレクサンドル・クニャーゼフさん。 
上の曲を試聴していただけるとわかりますが、 
すごく不思議な曲。聴いていてとても面白い。 
ゲームのダンジョンにいるような感覚です。 
  
あんなにチェロがなめらかに激しく動くのも初めて見ました。 
チェロアンコールは 
J.S.バッハ:無伴奏チェロ組曲 第3番 ハ長調 BWV1009 から「サラバンド」 
試聴はこちら→Youtube 
先程の曲とは違い、とても伸びやかで優しい曲でした。 
  
チェロの印象が少しかわりましたねー。もっと優等生的な楽器だと思ったのですが、 
なかなかヤンチャな部分もあったのでとても楽しかったです。 
  
  
さて、休憩を挟んで、メイン。 
ラフマニノフの交響曲2番 
  
ラフマニノフはすごく好きな作曲家です。 
一番有名なのは、ピアノ協奏曲2番ですね。(試聴→Youtube) 
こちらは、以前、小山実稚恵さんのを聴いたことありです。(コチラ→2006/5/27
いろんなところで演奏されているので、耳にしたことがある方が多いと思います。 
  
  
で、今回は交響曲のほう。 
こちらはラフマニノフの重厚な雰囲気を残しながら、 
後半は伸びやかなメロディが響くとても良い曲です。 
  
  
マルク・ゴレンシュタインさんの指揮、好きですねぇ。 
ロシア国立交響楽団の方々も素晴らしいのですが、 
伸びやかな音がすごく良かったです。 
ゆったりした曲を出すのって難しいと思うのですよね。 
さすが母国の作曲家の演奏は得意とし誇りをもって演奏しているのでしょうね。 
  
  
スタンディングオベーションあり、 
ブラボーの声が連発し、さてアンコールというとき、 
ゴレンシュタインさんが、小さなメモを持ってマイクで語りました。 
  
  
「震災の被災者に(よく聞き取れず)捧げます」 
  
  
初めてに近い日本語だったのではないでしょうか。 
前半は聞き取れず、かろうじて「捧げます」という言葉だけわかりました。 
  
その言語だけで、、、それだけでありがたいことですよね。 
この震災と原発で大変な最中、来日してくれただけでもお礼を言いたいです。 
  
そして、アンコールの曲は、 
ラフマニノフのヴォカリーズ(試聴→Youtube
  
こちらも有名ですね、すごく癒される曲です。 
被災者の魂を安らかに願って演奏しているようでした。 
会場が一体になって、祈りを捧げていましたね。 
私も聴きながら、涙が溜まってしまって…。 
  
その素晴らしい演奏に感動して、写真にありますがCDを購入しました。 
  
 
  
パンフレットも買ったのですが、他のコンサートよりも若干高めでした。 
さすがTBS主催… 
  
久々にオケを聴けて安らげました。 
今月末にはまた他のコンサートに行ってきます。 
  
そ、そして…、今年は、なんと…、 
  
  
ウィーン・フィル(東京公演)に行きます!!( ゚∀゚)o彡° 
  
  
オケを聴き始めて、7年目。 
いつか聴きに行こうと思い、今回ようやく決心しました。 
世界最高峰です、今からドキドキしています。 
A席でも2万8千円ですよ…。((((;゚Д゚)))) いや、もっと高いコンサートありますけど…。 
  
  
そんなわけで、今月末のコンサートを聴いたら、 
ウィーン・フィルまで控えめです。 
  
  
予習、せねば! 
  
 

芸能人の訃報が続きました…

なんだかまた1ヶ月が過ぎてしまいました…。 
GW旅行のことも書かなきゃと思いつつ、ちょっと体調崩してました。 
気温がコロコロ変わるので気をつけなければ。 
 
 
さて、、、最近芸能人の訃報が続いていて悲しいですね。 
 
 
先月のスーちゃんこと田中好子さん。 
 
日本中が驚きと悲しみに包まれましたね。。。 
ただ私はリアルタイムキャンディーズではないんですよね。 
解散した何日か後に産まれたので、リアル世代ではないです。 
どちらかというと女優としてのイメージが強いですね。  
よく水谷豊さんがキャンディーズがプライベートで仲がいいというのを 
話していたので、いつか再結成するかなーと思ってたので残念です。 
 
 
そして、その数日後に、、、 
 
 
田中実さんがお亡くなりに…。 
しかも自ら…。・゚・(つД`)・゚・ 
 
これをYahooトップで見たとき、仕事中にも関わらず、 
思わず「え!」と声に出してしまいました。 
 
実さんは最近ではウルトラマンメビウスの隊長役が有名だったようですが、 
私の中ではなにより先にも、刑事貴族2、刑事貴族3での原田実。 
刑事貴族繋がりで、以前団優太さんの訃報の記事も書きました(コチラ→2006/10/11
団さんも自ら命を絶った方なので、二人目なんです…。 
一番、そういうのとは無縁だと思っていたのですが残念でなりません。 
 
刑事貴族2のDVD化もこれでもかというほど待っていたのですが、 
また遠のいたかなぁ。  
いずれ西部警察のように、何十年後の代官署再びを祈っていたのですが、 
実がいないと、面白さ半減です…。 
 
翌日のスポーツ報知に刑事貴族時代の笑顔の写真が掲載されてると聞いて、 
もちろん買ってきました。 
 
 
 
みんないい笑顔ですよね。刑事貴族2後期ですね。 
密かに南役の山田さん、早苗役の星野さんがいるのが嬉しいです。 
左端の水谷さんもほんとに嬉しそうで。。。 
 
宍戸開さんや彦摩呂さんはTwitterやブログでコメントしてました。 
水谷さんも左文字の収録で会ったばかりだったのと、 
前述のスーちゃんに引き続きなのでショックが大きかったでしょう。 
 
原因などは本人しかわかりませんが、色々会ったのでしょうね。 
ホント残念でなりません。 
 
 
更に、上原美優さんの訃報。こちらも自ら。 
 
まだ若いのに…。 
上原さんは、ぷっすまでエガちゃんに頭突きをかましたときに、 
爆笑させてもらいました。 
サンジャポにもよく出てたなぁ。。。 
まだまだ楽しいことたくさんあったでしょうに…。残念です。 
 
 
そして先日、児玉清さん。 
これも日本中が衝撃を受けましたね。 
仕事中だったのですが、フォローしてる方のTwitterがポップアップしたのが目に入って、 
そのまま勢いでリツイートしてしまいました。 
 
アタック25をお休みになっていたので具合が良くないのだろうとは思ってたのですが、 
ここ最近は紳士的な俳優のイメージが強いですね。  
最近では龍馬伝の父親役で涙を流しました。 
忘れもしない「ヌーヨーカー」の巻です。 
 
そうそう児玉さんの告別式かな? 
久しぶりに篠沢教授を見ました。車椅子での写真でしたが、懐かしい気持ちでした。 
 
 
そしてこの間、長門裕之さん。 
 
ついこの間まで元気にお仕事していたと思ってたので驚きました。 
私生活では色々あり賛否両論の意見もありますが、 
この人の晩年の狂気の演技は凄まじいなって思ってました。 
 
実は長門さんを初めて知ったのは「スケバン刑事」の暗闇指令ですw 
だいぶしばらくそのイメージが強かったです。  
そして相棒ファンには、「閣下」のイメージが強いですよね。 
2回しか出ていないのに強烈なキャラクターで皆の記憶に新しいかと。 
閣下の城の回の弁護士役は、田中実さんだったんですよねぇ…。 
あの時は、刑事貴族の3人が同じ画面にいる!と刑事貴族ファンは狂喜乱舞してたと思います。 
 
 
自分がどんどん年をとるにつれて、知っている有名人が亡くなっていくのはツライなぁ。 
順番とはいえ…。 
古きよき昭和の灯火がまたひとつ消えていきました。 
 

ご冥福をお祈りいたします。