PS-羅生門- 9巻(完結) ★★★★☆

 
PS-羅生門 9 (9) (ビッグコミックス) 

 

PS-羅生門 9 (9) (ビッグコミックス)

 

 
 
以下感想です。
 
 
 
終わってしまいました。
私の中で今一押しの漫画だったのに…。悲しいです。
ラスト巻ということで黒表紙でしたね。
前回からいきなり灰色になって、最後に黒。
ラストを予告した背景なんでしょうか。
 
最初に掲載されていた話は、私は好きでしたね。
最後に警察手帳が戻ってくるところでじんわりと来ました。
 
ラストも警察官としての信念を突き通す主人公はカッコよいです。
そして、それを自分なりの方法でフォローする仲間達。
本当は怖いし嫌だけど、自分が警官であるかぎりやらなければならない。
今の社会に向けたメッセージが様々と描写されていた巻でした。
 
そして、息子が自分も警官になる、と言ってくれた時に、
主人公はとても報われた気持ちになったのではないか。
警官を続ける以上、息子に寂しい思いをさせてしまう葛藤があった。
警官と言う職業を恨んでもいいはずなのに、
 
こんなこと普通の大人でも言えないっすよ。
「私と仕事とどっちが大事なの?」
そんなことをいう大人を超えてますねぇ。
 
 
ちょっと残念だったのは、絵が雑になっているような感じがしました。
気のせいかもしれませんが、頭が大きすぎじゃないかなぁ。
最終回が決まって乱雑になったという想像はしたくないですが、
ちょっと他の巻よりも目立っていたんで、気になりました。
 
終わってしまったいまでも、この漫画はおススメです。
是非、ごらんあれ。
 

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