淋しい狩人 宮部みゆき

 

 
淋しい狩人 (新潮文庫) 

 

淋しい狩人 (新潮文庫)

 

 
 
 
宮部さん好きの中でも、これは楽しかったです。
田辺書店のイワさんと孫の稔のお話。
この二人を中心にして、いろんな事件が起こっていきます。
 
どちらかというと、サスペンス的なものではなく、人情的です。
二人のやりとりがとても素敵で、ホッとさせてくれます。
 
 
 
六編に分かれた短編集ですが、サクサク読めます。
お勧めは『歯と爪』と『うそつき喇叭』でしょうか。
大きなコトではないのですが、ちょっとした謎かけによって、
事件が解明されていきます。
 
 
イワさんと稔のやりとりを読むだけでも面白い作品です。
これは宮部さんの中でも私のランキング上位に来る作品です。
 
 

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